風色風鈴 本文：桐月 表紙：オダワラハコネ 黄昏のシンセミア、コンチェルトノート（文庫本） 　―――――――― 　御奈神の村に吹く風は、穏やかな鈴の音を伴っていた。 御奈神村ですごした二度目の夏の終わり。 孝介とさくやは、ふと居間で不思議なものをみつける。 透明な青い輝きを持つ、不思議な風鈴。 天女の羽衣で作られたその秘密とは――。 　表題作「風色風鈴」の他、コンチェルトノート短編「月の言葉」「月光館記譚」を収録した文庫本。 <PDF公開中>